自然や山の本の紹介

自然や山の本の紹介 · 07日 4月 2021
童謡のふるさとの歌詞を覚えていますか。ウサギを追ったりできる山、コブナを釣ったりできる川。都会ちかくに住む私の身の回りにはありませんでした。ノコギリ屋根の工場。もくもくと湯気を吐き出す高い煙突。そんな風景の中で過ごしてきました。150年ほど前まで人は自然との関わり合いの中で暮らしてきたことがまるで別世界の出来事のようです。...
自然や山の本の紹介 · 24日 3月 2021
女性が自由に旅が出来るようになったのはいつからでしょうか。江戸時代は入鉄炮出女(いりでっぽうとでおんな)と言い、江戸から出て行こうとする女性は厳しく監視されていました。明治大正と時代は流れ、大阪万博の開催後、旅行代理店の隆盛とともに女性が一人で旅行に出られるようになりました。...
自然や山の本の紹介 · 10日 3月 2021
流れ流れて山尾三省と出会う。昨年11月に文学フリマに行きました。文学フリマはプロ、アマ問わず文学作品が発表できるフリマーケットです。あるブースでリソグラフという手法で刷られた本を見つけました。東横線の本屋さんが出店されていたブースでした。
自然や山の本の紹介 · 24日 2月 2021
高尾山に生育する植物の数はなんとイギリス全土に生育する植物と同じほどあるのです。その数はなんと1500種。高尾山にこれだけ植物が多いのは戦国時代、江戸時代を通じてその自然が保護されてきたことにも関係があります。また薬王院には殺生禁断の碑が建てられていることから生き物を殺さずに守ってきたことがうかがえます。
自然や山の本の紹介 · 17日 2月 2021
日本人は古来より山を神聖な場所として捉えてきました。西洋では森や山は魔女や魔物が棲む場所とされていることを考えると日本と西洋では考え方が真逆といえるでしょう。富士山、白山、立山など人里から山容を伺いやすい山には神様が祀られることが多いです。...
自然や山の本の紹介 · 11日 2月 2021
松浦武四郎という人物を知っていますか。幕末に北海道に渡ってアイヌ文化や地名を取材したルポライターです。江戸時代は自由に国境を越えることが出来ない時代だったのであるときには商人、そしてまたあるときには医者の助手に変装しながら三度も蝦夷地を訪れます。現在、北海道のあちこちにアイヌ語の地名が残っているのはこの武四郎のおかげとも言えます。...