登山初心者の方は昭文社の山と高原地図を愛用されているかと思います。山と高原地図は赤ピンクの破線で記されている部分は歩きづらい熟達者向けのルートとなっています。今回は一般ルートと破線ルートでは登山道はどう変化するのか。その危険などをレポートします。
矢倉岳は関本〜矢倉岳〜地蔵堂もしくは関本〜矢倉岳〜万葉公園のルートが一般的で途中の関本のバス停でほとんどの登山者が下車していきました。終点地蔵堂で下車したのは私含め2名だけでした。
目の前に矢倉岳がほっこりとした山容でお迎えしてくれます。登る前にお目当ての山の姿を確認すると、これからあそこに行くぞ!と気合が入りますね。

ちなみに地形図で確認すると沢がきちんと書かれています。山と高原地図地図では利便性を高める為、細かな情報が省略されているのです。
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トゥン
正解は4回です。

これより山伏平から北にある鳥手山を目指します。地図は破線で描かれていますね。
山と高原地図の難路の説明を引用すると"岩稜やヤブなどを含んだ経験者向きの登山道(中略)難路には荒廃の激しい登山道、あるいはバリエーションルートなども含まれております。"とあります。
さてさて山と高原地図からこの先のルートがどうなっているか読み取れるでしょうか?尾根道のアップダウンが続いて東に尾根の方角が変わるときトラバースの道に変わります。
それでは難路へGOです。
こうなってくると山と高原地図では歯が立ちません。地形図を持っていないと歩けない場所となります。GPSアプリでも何とかなりそうですが、誤作動したりバッテリーが切れてしまうと道がわからなくなる危険性がありますね。
819.1に地図記号の三角点があります。そこが次の目指すピーク鷹落場です。しかし、そこに到達する前に、先ほど東に曲がった尾根が北東に変わりさらに尾根が広くなります。方角の割り出しと距離の測定が必要となってきます。
先輩ガイドから「登山は大胆に、地図読みは繊細に」と言う教えを受けたのでこれを忠実に守っています。
押立山のピークあたりです。何もありません。ここから先ほどの案内板まで戻る手もありましたが、このピークから直接鳥手山に接続する尾根に降ることにしました。地形図から傾斜度を測ります。30°未満であれば私はロープなしで下降できますので行くことにしました。
斜面を降りだすとかなり地面が柔らかく足首まで埋まります。カカトステップで降り切ったときは登山靴にかなり砂が入り込んだので履き直しました。素直に案内板に従えば良かったのかもしれせん。その先もわかりづらい下降点を判別して進みます。
お手製の山頂案内がありました。ピークは樹林帯の中で眺望はありません。
最初はかなり安定したトラバース道でしたが進むにつれ道は崩壊路となりました。595ピークから降るルート取りをした方が安全だったかもしれません。急斜面を注意しながら進みます。
酒匂川を越えて山北駅まで戻りました。駅はそこそこ混んでいます。大野山の帰りでしょうか。
・まとめ
山と高原地図だけでは今回の難路は歩けないというのが結論です。まず実線か破線の2パターンでしか難易度を把握できません。北アルプスの穂高連邦の難路は岩稜地帯特有の難しさがありますし、低山では今回のように広尾根で進行方向が分かり辛い場合もあります。また難易度の程度にもバラつきがあります。そこを考慮した上で破線ルート歩く技術が必要となります。なので初めてチャレンジする場合は熟達者と同行するなど安全対策を行ってください。
それではまたどこかの山でお会いしましょう!
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